2.ピースボート地球一周りの旅・カタールのドーハへ(政府主催の歓迎式)
<9月14日(月) 気温/39℃ 北緯18.9度 時差/ー6H>
午前7時。アラブ首長国連邦の隣国、カタールのドーハに入港。
国の面積は秋田県ほどの広さです。
人口は200万人。
カタール人は40%。
インド・パキスタン人が40%。
他はアジア・ヨーロッパ人。
ドバイと同じように、石油で発展し、現在はドバイを手本として更なる発展を目指しています。現地人は、税金・医療費・教育費などのの負担はなく、成人に達すると政府から土地が貸与されるという恵まれた環境にありました。
サッカーも盛んな国ですが、潤ったオイルマネーで世界中から有力選手を集めているようです。また、中東の情報の発信地として有名なアルジャジーラはカタールでした。
国の大半が砂漠地帯のため、一家に一台ジープを所有し、冷房がよく効く日本車が人気でした。
午前中は、ピースボートの初めての寄港を歓迎して、カタール政府の盛大な歓迎イベントに招待されました。
この日のために、イスラム芸術文化センター敷地内に、シャンデリア付きの巨大な特設会場が設けられ、豪華な郷土料理、祝いの席の民謡が披露され、ピースボートからは、横浜から乗船された人たちが、この日のために合唱団を結成。「花は咲く」「上を向いて歩こう」を。若者たちは「よさこい踊り」を披露。また書道や折り紙の実技も行われ、文化交流の場となりました。
会場では、特産物の紹介・民族衣装の試着などさまざまなコーナが
準備されていました
カタールは、昔は真珠採取の産地として有名だったのですが、日本の真珠養殖が盛んになってからは、衰退してしまったようです。真珠の加工方法の説明コーナーもありました。
私は午後のツァーでは、イスラム教の女性の衣装ニカーブ姿をかたどって作られたイスラム美術博物館と、北部の国境近くの砂漠地帯にあるカタール初の世界遺産、小さな砦「アル・ズバラ」とドーハの市場を見学。
帰路は交通渋滞に巻き込まれ、帰船時刻の午後9時、ギリギリでセーフ。
無事に出港できました。
これから、海賊の出るソマリア沖を通ってスエズ運河を目指します。